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2013.08.27
■■■進行中物件■■■
2013.08.22
瓦工場
先日、海沿いの計画地を見に行った折に撮ってきた写真です。
計画地の近所に閉鎖された瓦工場があり、
通りがかりのご主人(70歳くらい)とお話をすることができました。
阪神大震災の後、瓦の注文がなくなり廃業したとのことでした。
『「重い瓦はいかん」という世の中のながれやけんなぁ~。
でも、瓦屋根は夏なんかは涼しいんぜ・・・。』
ご主人から下の写真の四角い瓦素材の道具
(瓦を焼く時に台として使っていたもの)を頂きました。

そして海をバックにパチリ。
もう1枚は、その工場の木造部分の倉庫の中の写真です。

天窓からの明かりがきれいだったので、パチリ。
倉庫の片隅のホコリをかぶったシートの下には、
鬼瓦や役物の瓦が何十種類も積まれていました。
ご主人曰く : 『必要な人がおるかもしれんけんな・・・。』
私 : 『おりますよ。絶対。』
3代続いた瓦屋さんでした。
(や)
計画地の近所に閉鎖された瓦工場があり、
通りがかりのご主人(70歳くらい)とお話をすることができました。
阪神大震災の後、瓦の注文がなくなり廃業したとのことでした。
『「重い瓦はいかん」という世の中のながれやけんなぁ~。
でも、瓦屋根は夏なんかは涼しいんぜ・・・。』
ご主人から下の写真の四角い瓦素材の道具
(瓦を焼く時に台として使っていたもの)を頂きました。

そして海をバックにパチリ。
もう1枚は、その工場の木造部分の倉庫の中の写真です。

天窓からの明かりがきれいだったので、パチリ。
倉庫の片隅のホコリをかぶったシートの下には、
鬼瓦や役物の瓦が何十種類も積まれていました。
ご主人曰く : 『必要な人がおるかもしれんけんな・・・。』
私 : 『おりますよ。絶対。』
3代続いた瓦屋さんでした。
(や)
2013.08.13
【夏季休業日のお知らせ】
2013.08.07
祭

夏本番ですね。
周囲を山に囲われているとはいえ、事務所も例外なく蒸し暑く、キーボードを打つ手(前腕)に卓上の図面が張り付いて止みません。
そんな猛暑が続く中、先週末の休日にお隣の香川県で開催されている「大竹伸朗展」、「瀬戸内国際芸術祭」に行ってきました。
初日は高松市美術館の「大竹伸朗展」へ。
大竹氏の展覧会は学生時代に観た「全景」以来。
当時も今もよくわからぬまま、「エネルギッシュ(古)やわぁ...」と、気がつけば一人つぶやいておりました。
人間そう簡単に変わりませんね。
その日の夜は高松市内にある峰山公園キャンプ場にてテント泊。
夜は展望台へと集う若い男女らのアバンチュール、翌朝は通り雨に遭遇しましたが、なんとか、なんとか切り抜けました。
二日目、午前中は男木島と女木島へ。
「昭和40年会男木学校」、「タイム・チューブ」、「女根」を観て回りました。
「めおんバーガー」が美味しかったです。
午後からは約9年ぶりに直島へ。
西沢太良氏の「パチンコ999」、安藤忠雄氏の「ANDO MUSEUM」、三分一博志氏の「三分一博志建築構想展」と、建築関連のものを中心に観て回りました。
個人的には西沢氏の「パチンコ999」がとても印象的でした(名前も)。
いつものように上部が開放された展示空間を抜け、出口付近でやっと隣地(公園)の存在がわかる程度の開口部が壁面に設けてあり、そこから外へ「出る」ことによって、公園で夏休みを過ごしている親子、それらを囲む昔から変わらない(であろう)集落の風景、展示されてあった緑川洋一氏の「郷愁」シリーズの余韻も相まって、様々な時代の情景が一気に押し寄せてくるようでした。
展示空間のある建物の性質上、自己完結型のものが多い中、唯一外部と空間的な関わりをもっているように思えました(瀬戸内海の風景を借景とするものはたくさんあるけれど)。
出口にある木製框戸の仕上げも内部と外部で僅かに異なっていたり、ディテールにおいても「境界」を意識したようなものになっておりました。

以上、二日間かけて香川の海、山、街を駆け足で巡ってきました。
「芸術」という冠はあれど、基本的には「祭」なので、ビール片手に講釈たれるも良し、ひとり思いにふけるも良し、うどんツアーのついでに寄るも良し、各々好きに楽しんだらええんやないかと思います。
(す)
小学生の日記みたいだ...